「もっと優しくありたい」ママを癒す絵本

上の子4歳、下の子2か月。
手のかかる赤ちゃんのお世話が大変、というより、上のコのケアに気持ちが向いています。
我が家は4歳という年の差もあってか、上のコに赤ちゃん返りらしきものはありません。

妊娠中から懸念していた私自身のメンタルと上のコとの関係。
成長してきた上のコに、「お姉ちゃん」としてしっかりした振る舞いを求めてしまっているような気がしていました。

「お腹の赤ちゃんのためにママはゆっくりしたいから今は遊べないの。」
「早く準備して!」

そんなことを言ってしまった後は、大抵しばらくしてから後悔と反省がおそってきました。

ホントはもっと穏やかに接したい、
ホントはもっと一緒に遊びたい、
ホントはゆったりした時間を過ごしたい、
そんな気持ちになることがたびたびありました。


上の子にしてあげられること、そんなに多くはないしもう4歳。この調子で時間が過ぎていったら、私の元を離れていくまできっとあっという間。
大好きな娘、楽しい時間を過ごして送り出してあげたいと切に願っています。

そんなときに癒された絵本、
いくつかありますのでご紹介させてください。

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目次(絵本の紹介)

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ちょっとだけ

瀧村有子 さく   鈴木永子 え

この絵本はちょうど今の我が家の家族構成と同じ、上の子の成長発達具合も同じくらいなので、とてもリンクしました。
おねえちゃんになったなっちゃんは、いろんな場面で赤ちゃんにゆずってあげます。以前に比べて「ちょっとだけ」できるようになったなっちゃんの成長が頼もしく健気です。
最後の「ちょっとだけ」は、なっちゃんからママへのお願い。
ホントはたくさんお願いしたいのに、「ちょっとだけ」のお願いをするなっちゃん。たくさん、たくさんかなえてあげたい気持ちになります。
かわいい、とてもかわいいなっちゃんと娘が重なり、
大きくあたたかく包み込んであげたい気持ちでいっぱいになる絵本です。

だっこして

にしまき かやこ  作

赤ちゃん用の絵本です。
「だっこして」という赤ちゃんのお願いとそれに応えるママやパパとのやりとり。
愛おしい気持ちがグッと湧いてきます。

赤ちゃんが純粋に求めてくれることに幸せを感じ、
それに応えられていることでまた幸せを感じます。

無条件の愛に癒される絵本です。

いっぽ、にほ

ぶん シャーロット・ゾロトウ
え ロジャー・デュボアザン
やく ほしかわ なつこ

おかあさんと小さな女の子のお話です。
二人はお散歩に出かけます。
「一ぽ、二ほ……。」とおうちの玄関をおり、通りへ向けて歩き始めます。

「みて!」と声を掛ける女の子と、
女の子に応えるお母さん。
二人はいろんなものを一緒に見ます。

そして楽しいお散歩もいよいよ終わるころ、
女の子がお母さんにだっこのお願いをします。

抱っこしながら、
女の子に向かって掛けたお母さんの言葉に、
このわずかなときがいかに幸せなのかを感じられ、満たされた気持ちになります。

もこ もこもこ

たにかわ しゅんたろう  さく ・ もとなが さだまさ え

登場するものも、お話の展開も、
具体的なものではなく、
こちらの想像力をかきたてるような音と抽象的な絵から成っています。

この本を初めて読んだとき、
あっという間に魅了されましたが、何がそんなに魅力的なのかを説明することができません。
抽象的な形の主人公と、背景の色彩が美しく、
音を想像して、音にも言葉にもなっていない部分の想像が広がります。
読み終わったとき、
なにかスッキリしたような、不思議ないい気分になる絵本です。

ぷくちゃんのすてきなぱんつ

さく・ひろかわさえこ

ぷくちゃんとママのお話です。
おまるでおしっこができるようになるまで、
何度か失敗をするぷくちゃん。
でも、大丈夫。
おかわりパンツがあるから。

あたたかく応援するママの様子と
ぷくちゃんの愛らしい様子にホッコリする絵本です。

おこりんぼママ

ユッタ・バウアー 作  小森香折 訳

衝撃的なシーンから始まります。
例にもれず、私もおこりんぼママの一人です。
自分の言葉で子どもが傷ついているんじゃないか…
そう不安になることがありますが、この絵本はそこをフォローはしてくれません。自分の行いを、その罪深さを受け入れざるを得ません(笑)

でも、
こどもを怒った後、自分がすべきことは何かが見えてきます。

下手な慰めでその場をしのぐのではなく、
ありのままの自分を受け入れるところから次のステップは始まります。

その手助けをしてくれる絵本だと思います。

ちいさな あなたへ

ぶん  アリスン・マギー
え  ピーター・レイノルズ
やく  なかがわ ちひろ

いつか自分の元を旅立つ娘に、
「愛してるよ」
「私はいつもあなたの味方」
そんなメッセージを伝えたくなる絵本です。

同時に、
「私を母にしてくれてありがとう」
「私の元へきてくれてありがとう」
そんな想いも湧き起こってきます。

母でいることは幸福ですね。

いいこって どんなこ?

ジーン・モデシット 文
ロビン・スポワート 絵
もき かずこ 訳

こどもと一緒に考え、おしゃべりできる絵本です。
あなたはあなたのままでいい、
あなたのことが大好きよ、
そんなあたたかい気持ちを伝えられる絵本です。

普段そんな思いを伝えられていないと感じるママには、ぜひおすすめです。
これを読んであげることで、そんなママの不安な気持ちも少しは癒してくれるはず。この絵本を通じてこどもとやりとりすることで、ママのあたたかな気持ちはきっと伝わります。

いかがでしたか?

子ども向け、おとな向け、とは指定されていない絵本ばかりですが、
子どもに読んであげることはもちろん、
ママが一人で読んでも楽しめる絵本です。

ママを励ましてくれるツールはいろいろありますが、
私は、絵本によって癒され満たされる部分もあると感じています。

ママが持っているあたたかくてやさしい想いが、
ママ自身をも包み込んでくれます。

よろしければ、ご参考にしていただければと思います♪

ご紹介した絵本のほかオススメの絵本など楽天ルームに載せています。

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