夜洗濯でも朝洗濯でもない。続けられる家事の仕組み~洗濯編~

家事って当たり前のこととされているようだけど、
毎日順調にこなすって難しい。というか、こなすペースや順序が毎日バラバラなんてことが多くて、
常に追われていたりします。

たとえば、
我が家でも定期的に悩みの種になっていた洗濯問題。
いつ洗って干すのがいいのか。
いつ畳んだらいいのか。
せっかく畳んだのにまた取り込んだ洗濯物が積まれて景色がいつも変わらないという状況を変えたくて時々家事の見直しをしています。

一日のスケジュールと一週間のスケジュールを組んでやってみるというのがこれまでのパターン。でも、状況はさほど変わらず…スケジュールの実践も長続きせずでした。

そこで、スケジュールの変更でどうにかする発想をやめ、
ルーティン化できる仕組みを作ろうという発想に変えてみました。
モチベーションとか意思の強さとか、そういうメンタル的なものに頼らない、
まるで機会のようなオートメーション化を目指します。

だって、毎回毎回それについて考え悩むなんて…毎日のことなのでホントに疲れます。

いくつか試行してみて、落ち着いたパターンをご紹介します。

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目次

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朝洗濯で困ったこと

洗濯をいつするのか、
なんてことをはじめて考えたのは割と最近になってからのことです。
それまでは何の疑問も持たずに、明るい時間に洗濯をして干して・・・という生活でした。
子どもが生まれるまでの生活ではさほど問題はありませんでしたが、私の性格的に外に干していることを忘れてしまうという問題がありました。
その日のうちに取り込まずに朝になって洗濯物がまた湿ってしまっていたり、
数日出しっぱなしにしてカピカピになっていたことも・・・。(そんな女性はあまりいないと思いますが・・・。)

子どもが生まれてからも忘れっぽい性格は変わらずで時々やってしまっていました。ただ、子どもが生まれてからは新たな困りごとができました。

  • 自分のタイミングで洗濯ができず、常に「あとで洗濯しなきゃ」というタスクが頭に残る
  • 結局午前中のうちに洗濯が開始できず翌日に回す羽目になることがよくあり洗濯物がたまる
  • 仕事のある日はリカバリーも大変で週末に家事がめちゃめちゃたまる
  • 週末もなんだかんだ予定があるので一気に洗濯が片付けられず、畳みの仕事が翌週にまわる

・・・なかなか悲惨な光景が目に浮かんだかと思います。お恥ずかしいですが、これが我が家の現実でした。

夜洗濯で困ったこと

なんといっても部屋干しのにおい問題。
夜洗濯なのに、果敢に外干しをしてみたこともありますが当然乾くことはなく、もっと冷たくなったり湿っぽくなったり状態が悪くなりました。
夜洗濯は基本的に外には干せないと考えて、
部屋干しか乾燥機での対応になります。いっときすべて乾燥機で対応していたことがありますが、毎日毎日のことなので電気代が気になりました。また、乾燥機にかけたくないものや、乾燥機にかけるまでもないもの(布おむつのカバーやふきん、乾きやすい衣類)もまとめて乾燥させることに無駄を感じました。
それらを取り除いて乾燥する組と部屋干しする組に毎回分けるのも好みではありません。

夜洗濯はやっぱり合わないのかなーなんて思っていましたが、
思わぬ救世主が現れました。

夜洗濯の救世主!

それは「乾燥:30分」です。
あるとき、何気なく脱水後の洗濯物に30分だけ乾燥をかけてみました。
すると、いつもと洗濯物の状態が違う!
シワがない・・・!!!!
また、中途半端な乾燥作業は生乾き臭がするのかと思いきやそれはなく・・・!

少し乾燥をかけているのでその後部屋干しした際に、乾くスピードが短縮されました。また、部屋にも部屋干し臭がなく、乾ききった洗濯物にも生乾き臭がありませんでした。

思いがけない発見でしたが、我が家の夜洗濯プロジェクトを本格始動するキッカケとなった出来事でした。

残す問題は畳むタイミング

我が家で、私の好みに合った夜洗濯システムを導入できそうな兆しが見えましたが、課題があと1つ残っていました。
それは畳むタイミング。疑問も湧いてきました。

夜に干したら、朝畳むのか?
そもそも朝までにすべてしっかり乾いているのか??
日光に照らしたいものもあるんだけどそれはもうかなわないのか???

朝に畳むのは、自信がありません。子どもに合わせて動くうちに、結局朝洗濯のときと変わらず洗濯物の山が出来上がり毎日それを眺める日々になりそうだと思いました。
なので、その案はナシ。
かといってお昼もナシ。(朝と変わらない)
・・・夜????

畳みも夜にやっちゃおう

そう決めました。
夜、干すときに、畳みも同じタイミングで。前の洗濯物を畳まないと今の洗濯物を干せないので、必然的に畳むことになるのもメリットです。
このメリットを生かすために設けたルールがあります。
「一時置きはしない。」
朝洗濯の時によくやっていたのですが、夕方取り込んだ洗濯物をいったん大きなかごにまとめておいておくのは危険。「あとでやろう」がでてきます。
その時に干している分は、その時に畳み切る!をルールとしました。

また、朝起きたら部屋干ししている洗濯物をベランダに移動させることにしました。部屋干ししている部屋のベランダに外干しシステムがあるので、移動事態は30秒程。これはできないことではなさそうだし、洗濯物を日光に当てられるので私の気分も上がります。

子どもの寝かしつけの前に終わらせることはできるかしら?(体力がもたない)

寝かしつけでほぼ100%寝落ちします。これは1人目の時に何度も何度も抗ってみたものの、ほぼ無駄な抵抗に終わりました。
上の子が4歳になり、
自分のベッドで眠れるようになり、就寝時刻が来たら受け入れてベッドに入れるようになってからは、寝落ちしない日がでてきた状況です。
一緒に横になったり、
寝かしつけに時間が掛かるとこちらもダウンしてしまいますね。

やっと上の子が手を離れてきたころですが、今生まれたばかりの下の子。
またイチから赤ちゃん育てが始まりました。

寝かしつけで私は寝てしまうので、
寝かしつける前に家仕事の区切りをつけておきたいところです。
洗濯・干す・畳む、を終わらせたい!

さて、いつこの家仕事をするのがよいのでしょうか。

夜ごはんの仕度と合わせてやっちゃおう!

夜ごはんの仕度中の隙間時間、夜ごはんが終わった直後に対応するのがよさそうだと結論付けました。
日によって異なりますが、夜ごはんの仕度中は「待機」の時間が発生することもよくあるのでその間に洗濯物を畳み、干すことができたら理想だと考えました。
夜ごはんの仕度は子どもが寝ていても起きていても(抱っこ紐で)、だいたい決まった時間に開始しているのでそこから逆算して、洗濯機のセットをしておけばよいですね。

洗濯機のセットは早めに

夜ごはんの仕度中に洗濯機の運転が終了するように、タイマーでセットするか開始時刻にボタンを押すようにします。
我が家の場合は、
ごはんの仕度がだいたい17時頃から始まるので16時頃に洗濯機の運転が開始されるよう、どこかのタイミングでセットしておきます。

家事動線の変更

夜洗濯でいく、ことを決めた後に大きく変えたのが家事動線です。
それまでは、洗濯機を置いている1階の洗面所にアイロン台を置いていました。
洗濯後にすぐにアイロンをかけられること、
キッチンと近くて隙間時間でサクッとアイロンを掛けに行けたのがメリットでした。

今回、夜洗濯でいくことになり洗濯物は部屋干しが主となります。
元々、外干しをするベランダに通ずる部屋をランドリールームとして設けており急な雨の日などはここに干していました。
今後は、このランドリールームに毎晩干すことになります。干す前に、前回の洗濯物を畳む作業も発生します。この部屋にいる時間が長くなる、と考えたときこの部屋を積極的に活かす方向で家事動線をイメージしてみたところ、洗面所からランドリールームにアイロン台を移すのがよさそうだと判断しました。
洗面所より広いランドリールームなので、アイロン台は出しっぱなしでよい点や、アイロンがけの際の作業も広い空間のほうがはかどります。
畳んだ洗濯物もランドリールーム内に置けたら家事時間を短縮できるので、ゆくゆくはこの部屋を家族全員の衣裳部屋も兼ねた部屋にできたらと考えています。

まとめ

オートメーション化を目指すうえでのポイントは、
「○○したら◇◇する」という具合に、
行動に対して目標とする行動を設定すること。
今回の例でいうと、
「夜ごはんの仕度をしながら、洗濯もする」
「(前回の)洗濯物を畳んだら、(今回の洗濯物を)干す」
「洗濯物を干しながら、アイロンがけもする」
といった具合になります。

これまでの私の失敗は、時間で設定していたことにあります。
子どもの状況に合わせて生活していると、時間通りに事をこなすのが難しくなります。
設定した時間を過ぎてしまうと、その後の予定も決まっているため機会を失い、後倒しになった家仕事がどんどん溜まっていきます。
「○○したら◇◇する」という設定の仕方であれば、
できるときに○○すればよく、その流れで◇◇すればOKです。もしその間に別な家仕事が入ったとしても、その家仕事が終わった後に対応すればOKです。
時間で設定しているときほど、機会を逃した際のストレスも少なく感じられると思います。
もし時間で設定する場合には、その機会を逃した場合のリカバリー案も用意しておくか、設定するものを極力少なくして余白を作っておくことが必要です。

続けられる家事の仕組み~洗濯編~ banacomama家の場合

  • 夜ごはんの仕度をする前に洗濯機の運転を開始する
    (夜ごはんの仕度中もしくは夜ごはんを食べている頃に洗濯が終わるはず)
  • 洗濯機から取り出してランドリールームへ運ぶ
  • 前回の洗濯物を畳む
  • 今回の洗濯物を干す
  • 畳んだ洗濯物を各所へ(今後はココの時短を目指したい!)

その家庭ごとに、最適な家仕事の仕組は違ってくると思います。
今回の記事が参考にならない方もいると思いますが、
毎日の家事を少しでもオートメーション化することでストレスも減り、時間も捻出できます。やりたいことに、もっと意識や集中力を働かせることができるようになるので、捻出できた時間でぜひ自分のやりたいこと・やるべきことに取り組んでください。

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