- ある日の我が家の会話…ティファールとの再会のきっかけ
- 「ティファールって、安全なのかな?」と思ったきっかけ
- まずは、ティファールも使っている「テフロン」ってなに?
- PFOAってなに?PFOSってなに?なぜ問題視されているの?
- PFOA/PFOSだけじゃない、PFASとは?(2024年12月15日追記)
- ティファールは「PFOAフリー」。それって本当に安全?
- 実際に使って感じた、ティファールのここが好き!
- ティファールはこんな人におすすめ!
- 安心して使える“道具”があると、料理がちょっと楽しくなる
- 私が使っているのはこれ!ティファールのフライパンをご紹介
- ティファールのフライパンの安全性とフライパンセットまとめ
- 📝 関連記事もどうぞ
- 参考資料
ある日の我が家の会話…ティファールとの再会のきっかけ

ねぇねぇ、私さ、フライパンを買い替えたいんだよね。

うんうん、どうして?なんかかっこいいやつ使ってなかったっけ?

そうそれなんだけどさ、鉄フライパンの生活に限界がきたんだよね…。
メンテナンスができていなくて焦げ付いたままやり過ごしてる状況よ。

なんやて!?そりゃ大変だ。買っちゃお!買っちゃお!!

ありがとう!!
(メンテがラクだったのはティファールだなぁ・・・でもちょっと気になることあるんだよなぁ・・・)
「ティファールって、安全なのかな?」と思ったきっかけ
私は元ティファールフライパンのユーザーでした。
でも、「テフロン加工が危ない」という情報を目にし、テフロン加工への不安を抱き、ティファールのフライパンを手放した過去があります。
その不安の要因だったのが「PFOA(ピーフォア)」の存在ですが、なんとティファールが「PFOAフリー」と謳っているのを見掛け、改めて調べてみたのが今回筆をとったきっかけであり、我が家が再びティファールをお迎えするきっかけともなりました。
家族、特に子どもに使う調理道具は(世のご主人すみません。笑)、“成分”や“コーティング”にも気を配りたいと考えているママにとってきっと役立つ情報だと思います。ぜひ以下も読み進めてみてください!
まずは、ティファールも使っている「テフロン」ってなに?
ティファールのフライパンに使用されている「テフロン」とは、フッ素樹脂の一部で商標登録されたものです。
また、フッ素樹脂とは、分子構造中にフッ素原子を含むプラスチックの総称です。
フッ素樹脂には様々な種類があり、代表的なものに「PTFE」があります。
ティファールのように焦げ付きにくく扱いやすいフライパンということでよく引き合いに出される「マーブルコート」や「ダイヤモンドコート」もPTFEです。

PFOAってなに?PFOSってなに?なぜ問題視されているの?
PFOA(ピーフォア)とは、有機フッ素化合物の一種で、
一部のフッ素樹脂加工(ノンスティック加工)に使われていた化学物質です。
かつては焦げつかないフライパンや鍋に多く使われていたものの、
環境や人体への蓄積性や毒性が懸念され、近年では欧米諸国を中心に規制が進んでいます。
🔎 PFOAに関する規制の例
- 2015年:アメリカで段階的に製造・輸入が禁止
- 2020年:EUでも全面禁止へ

PFOS(ピーフォス)という同様の物質もあります。PFOAとは活躍する分野が異なります。
PFOS:主に半導体製造や金属メッキの薬剤、泡消火剤、殺蟻剤など
PFOA:主にフッ素樹脂製造の助剤、繊維、医療、食品包装紙など
PFOSもPFOA同様、製造・輸入の規制が日本でもすでにされています。
PFOA/PFOSには発がん性があるの?
フライパンにフッ素樹脂加工を接着する際に使う、補助剤がPFOAです。接着剤としての役割を果たすPFOAには発がん性が確認されています。
PFOA/PFOS(ピーフォア/ピーフォス)の問題点
- 生物や人体に蓄積されやすい
- 一旦生体内に取り込まれると、排出されにくい性質がある
- 長期にわたり摂取した場合、毒性(生殖毒性、肝毒性)を発現する
- 動物実験で発がん性が指摘されている有機フッ素化合物の一種
この危険性について、「まだ可能性という段階」という見解もあります。
ただ、危険な可能性があることが明らかであること、ヨーロッパなどでPFOAフリーの製品ができていることなどを考えると、避けられるなら避けたいなと思う物質です。
混同しないでほしいこと、テフロンそのものには毒性がありません
PTFEそのものは、不活性で毒性のない物質です。
フライパンのテフロンコーティングを安定させるために使われている PFOA(PFOS)が問題です。
PFOA/PFOSだけじゃない、PFASとは?(2024年12月15日追記)
こちらのブログの記事にはとても多くの方にご訪問いただいていますが、更新が追いついておらず少々情報が古くなっていましたので、追記と整理をします。

最近だと、PFOAやPFOSで記載されている記事より「PFAS」(ピーファス)の表記で掲載されている記事が多いようなので、その点触れたいと思います。
PFASとは総称で、その中にPFOAやPFOSも含まれます。また、PFHxS(ピーエフヘキサエス)という物質も含まれることがあります。こちらは、PFASの中でもとりわけPFOAやPFOSの規制が強まる中、それらの代用品として表に出てくるようになった物質です。
2024年6月1日以降、製造禁止・使用している指定製品の輸入が禁止となっています。
PFOAもPFOSもPFHxSも規制が掛かっているため神経質にならずとも大丈夫かと考えていますが、慎重に検討されたい方はそれぞれが使用されていないことの明記を確認する、また、それぞれではなく包括的に「PFAS(ピーファス)フリー」の記載をしている商品を探すのも手かなと思います。
ティファールは「PFOAフリー」。それって本当に安全?
ティファールは公式にPFOAフリーを宣言しており、
現在日本で販売されているほとんどの製品がその対象となっています。
また、「鉛・カドミウム不使用」なども明記されていて、
ママとして安心して使える理由が増えました。
実際に使って感じた、ティファールのここが好き!
私がティファールを選んでよかったと感じたのは、
ただ“安全そう”だからではありません。
実際に使ってみて、「本当に使いやすい!」と思えるポイントがたくさんありました。
「使いやすい」「買ってよかった」を実感したポイント
☑ 取っ手が取れるから、キッチンでの取り回しがいい
かなりよくできていて、片手でスムーズな脱着が可能。
☑ 焦げつきにくいから、ストレスが減った
目玉焼きがスルッと取れる…!これはちょっと感動。
☑ 洗いやすいから時短に
ぬるま湯でスルッと汚れが落ちるのが気持ちいい♪
☑ コーティングの持ちがいい
以前の安物フライパンよりも断然長持ち。コスパも優秀!
☑ オーブンにも入れられるので料理の幅が広がる
オーブン料理もできちゃう…!お皿やホーローのバッドだとこびりつくところも、ティファールなら全然!
※温度設定には注意(テフロンは約260℃以上で分解が始まるため)
☑ 意外と知られていない?フラットなガラス蓋がサイコーに便利
フラットなので重ねて収納も立てて収納もどちらでもスッキリ片づけられる!
蒸し煮をよくする我が家ではガラス越しに水蒸気の量を確認できるので大活躍。必需品!
ティファールはこんな人におすすめ!
小さな子どもに、できるだけ安心な調理器具を使いたい人
忙しくてもパパッと料理を済ませたいママパパ
お手入れが簡単なフライパンを探している人
安心して使える“道具”があると、料理がちょっと楽しくなる
料理って、毎日のこと。
だからこそ、使う道具が「安心できる」「頼れる」って、
思っている以上に大切なことだなと感じています。
「子どもに使って大丈夫かな?」と気になっていた方へ、少しでも参考になればうれしいです!
私が使っているのはこれ!ティファールのフライパンをご紹介
さて、PFOAフリーなティファールのフライパンを採用することにした我が家です。
久しぶりにティファールのラインナップを見るとその品揃えの多さに圧倒され本当に悩みました!
悩んだ末に選んだのがこちら↓

でも、こちらは当時の限定品だったようで今はなさそう…
私が今買うなら以下のセット!ガラス蓋が全サイズついてる~~~!!!
(当時はなかった、見つけられなかった)











ティファールのフライパンはセットがお得!自分にあった組み合わせを探そう!
ティファールのフライパンセットは金額的にはお得ですが、自分のライフスタイルに合わないものが組み合わされている可能性があります。
我が家では不要だなと思ったのが、こちらです。
シールリッドという、鍋ごと保存するとき用のフタです。
我が家では、お鍋に入れたまま冷蔵庫に入れることがほとんどありません。
たまに、いったん避難することはありますが、一時的なので蓋をしていなかったり、ラップで代用しています。そのため、まず出番はなさそうです。
ティファールのフライパンセットのうち、これはおすすめ!なオプション(ガラス蓋)
ぜひセットで買ってほしいのが「バタフライガラス蓋」です。
名前の通りガラスで、鍋(フライパン)の中が見えるので、調理中に蓋を開けずに様子を伺える点が気にいっています。また、蓋がフラットでまるみがないため、収納場所を検討する際には直径のみ考慮すればよく、その点もおすすめポイントです。場所を取らず、見た目もスタイリッシュなためぜひぜひ導入をおすすめします!

ガラス蓋のサイズは3種類あります。
我が家は蒸し煮をするのでフライパンと蓋の間に一切の隙間があってはならない…となるとジャストサイズよりもひとまわり大きな蓋のほうがベストだったので、別途購入することも視野にいれながら検討していました!
ティファールのフライパンの安全性とフライパンセットまとめ
家族の健康を考えるママだからこそ気になる、フライパンの“コーティング問題”。
実は最近よく耳にするPFOAってなに?ママ目線で選んだ理由と、実際に使ってみた感想を正直にまとめましたが、ご参考になりましたでしょうか?
毎日のことだからこそ、生活とのバランスもうまくとりたいところ。ちょうどいいアイテムと出合えることを願っています!
📝 関連記事もどうぞ
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参考資料
- 朝日新聞 PFASの一種「PFHxS」を製造使用禁止へ 6月から輸入できず
- 厚生労働省_第一種特定化学物質に指定することが適当とされたペルフルオ ロヘキサンスルホン酸(PFHxS)関連物質が使用されている製 品で輸入を禁止するものの指定等について(案)