今回は、下記↓のような立体マスクの作り方を紹介します。
一見作るのが難しそうな立体マスクですが、型紙を使えば20分程度で作れます。
原寸大の型紙を用意したので、ぜひ作ってみてください。
※今回用意したのは、大人の女性用のサイズとなります。
男性用や子供用を作りたい場合は、型紙を拡大・縮小してください。
顔のサイズにもよりますが、小学生低中学年だと90%程度、男性用だと110%程度です。小学校高学年であれば、ゴムの長さの調整のみで型紙そのまま使えると思いますよ。
立体マスクの型紙(1枚)
※クリックするとA4サイズの製図が見られます。印刷する際は100%で出力してください
手作り立体マスク(大人用)の材料
※仕上がり寸法:タテ12cm×ヨコ24cm
■各パーツのカットサイズ
用尺:(表布)タテ15cm×ヨコ35cm
(裏布)タテ15cm×ヨコ30cm
・表布:型紙通りにカットした布を1枚ずつ
・裏布:型紙通りにカットした布を布を1枚ずつ※
・マスク用ゴム:25cm程度を2本
※今回表生地は「オックス」、裏地は「白い布(ダブルガーゼ)」を使用しましたが、オックスのみ、ブロードのみ、ビエラのみ、でも作れます
立体マスクの作り方
1.型紙に合わせて布をカットする
表布を型紙に合わせてカットします。
裏布の型紙を裏地カットラインの線で折り、裏布を合わせてカットします。
2.表布同士・裏布同士を縫い合わせる
表布同士・裏布同士を中表で合わせ、カーブの部分をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
3.表布と裏布を縫い合わせる
カーブ部分のぬいしろに1cm間隔で切れ目を入れます。
縫い目から2mm程度離れたところまで切れ目を入れましょう。
ぬいしろをアイロンで割ります。
ひろげてアイロンをかけるのではなく、折った状態で片側ずつアイロンをかけるのがポイントです!
表布・裏布共に、しっかりとぬいしろをアイロンで割りました。
表布と裏布を中表で合わせてまち針でとめます。
中央で2枚の縫い目同士がぴったりと重なるようにしましょう。
上下をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
縫うのは裏地の端から端まで、です。
4.ゴム通し口を作る
横から手を入れ、表に返します。
アイロンで形を整えます。
表布の両側を1cm→2cmの三つ折りで内側に折り、アイロンをかけます。
この時、折り山がちょうど裏布の端になっているはずです。
三つ折りしたところにステッチをかけます。
縫い始めと縫い終わりは力がかかるので、しっかりと返し縫いをしましょう。
4.ひもを通す
ひも通しや安全ピンを使ってマスク用ゴムひもを通します。
ゴムひもの先をそろえて玉結びします。
立体マスクが完成!
装着して長さを調節したら、ゴムひもをまわして玉結びをゴム通し口の中に隠して、立体マスクの完成です!