はじめに
ケトジェニックダイエット中に不足しやすいミネラルの一つが「カリウム」。
むくみや倦怠感、筋肉のつりなど、カリウム不足は見過ごせない体調トラブルを引き起こします。
でも、サプリ売り場で「カリウム」とだけ書かれたラベルを見て
「どれを選んだらいいの?」と迷ったことはありませんか?
今回は、そんなカリウムの種類と特徴の違いについて、やさしく&深掘りでお届けします!
カリウムの基本的な働きとは?
- ナトリウムの排出を助けて、血圧やむくみのバランスを整える
- 筋肉・神経の調整をサポートし、疲労やけいれんを予防
- 細胞の浸透圧を一定に保ち、体内の水分バランスをキープ
カリウムサプリの3つの主要タイプ
塩化カリウム(Potassium Chloride)
- 特徴:即効性があり、むくみに速攻でアプローチ
- 用途:塩分過多、むくみ対策、ケト中のミネラル補給に◎
- 注意点:空腹時は胃を刺激する場合もあるので、食後に摂取がおすすめ
グルコン酸カリウム(Potassium Gluconate)
- 特徴:吸収が穏やかで胃にやさしい
- 用途:体力低下・慢性むくみに悩む方におすすめ
- ポイント:アメリカ製サプリによく採用されており、低刺激で続けやすい
クエン酸カリウム(Potassium Citrate)
- 特徴:尿のアルカリ化を助ける
- 用途:尿路結石の予防、疲労回復、乳酸対策などに活用
- こんな人に:アスリートや筋トレ時の体調管理にぴったり
早見表:目的別に選ぶならこれ!
目的 | おすすめカリウム | 主な効果 |
---|---|---|
即効でむくみを取りたい | 塩化カリウム | ナトリウム排出をサポート |
胃腸が弱い、継続したい | グルコン酸カリウム | 穏やかな吸収で胃にやさしい |
運動後や疲労が抜けにくい | クエン酸カリウム | 疲労物質(乳酸)を分解しやすくする |
尿酸値や結石が気になる | クエン酸カリウム | 尿をアルカリ化し、排出しやすくする |
市販されている人気カリウムサプリ例
- ムクリア(塩化カリウム):むくみやナトリウム過多が気になる人に人気
- 21st Century(グルコン酸カリウム):胃に優しく、体力維持に
- NOW Foods(クエン酸カリウム):アスリート・尿トラブル予防向けに採用
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まとめ
カリウムは「どれも同じ」ではなく、種類によって特徴も得意分野も違います。
体質や目的に合ったものを選ぶことで、サプリの効果はぐんとアップ!
次回は、抗酸化と抗糖化という2つのアプローチの違いと関係について深掘りします。
第1回
第3回
こんな企画もやってます!ケト難しい~~~~~~苦戦中です><
参考資料一覧
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」よりカリウムの役割
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html - アメリカ国立医学図書館:カリウムの種類とサプリメントに関する解説(PubChem)
https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/compound/Potassium
このあと、第3回「抗酸化と抗糖化の違いと関係性」へ進みます!お楽しみに!