無添加歴17年の私が、こわがりすぎなくなった理由|今も気にすること・ゆるめたこと

これって大丈夫?(安全の見極め)
この記事は約29分で読めます。

(2026年10月に全面的に書き直しました)

「無添加やめたの?」と聞かれたら

Instagramを再開する準備をしているなかで、「無添加やめたの?」「以前と食生活変わった?」という声をいただくことがありました。

先に答えを書くと、やめてはいません。

ただ、実は私、もともと「添加物」を主軸にしていたわけではないんです。大事にしていたのは、オーガニックとか天然醸造とか、そっちのほう。添加物は、むしろ後付けでした。

「無添加」という言葉が流行り出して、自分がやっていることもちょうどそこに重なるので、伝わりやすい言葉として使うようになった。それが本当のところです。

そんな「無添加」歴は、17年になります。米粉まで手作りしていた時期もありました。そんな私がいまは、おやつの添加物にはあまりこだわらなくなったし、スーパーの野菜も「できる範囲で」と受け入れています。(外国産の果物だけは、まだ無理なんですけど!)

この記事では、17年のあいだに何があって、いま何を大事にしているのかを、正直に書いてみます。「無添加、ちょっと疲れたな」という方の判断材料になればうれしいです。

米粉まで手作りしていた、いちばんやりこんでいた頃

無添加を始めたのは23歳のときです。きっかけは甲状腺の病気でした。(始めた頃の話は大雑把が17年続けられたゆる無添加のはじめ方に書いています)

いちばんやりこんでいた頃は、米粉すら手作り。ホームベーカリーで米粉パンを焼いて、グラノーラも手作りしていました。

きっかけは、「いい米粉がほしいな。いい米からできた、玄米の米粉がほしいな」という気持ちでした。家にいい米があるのに、ほかで必死に探しているのがちょっとばからしいな、と。

昔、夫が30日間断食をして、その後に玄米の粉を食べるという健康法を実践していたことがあって、そのときにイワタニのミルサーを買っていたんです。なので、玄米を粉にするのはハードルが高くなくて、「やってみよう」と思えました。

やってみて思ったのは、「細かな粉にするのは難しい」。理想は洗って→乾燥させて→粉にする、という工程なんですが、乾燥させるために置いておくのとか、地味に大変で。やりすぎかも、って思いましたよね。(笑)

マクロビの料理教室で、なじめなかったこと

転機になったのは、結婚して2年間大阪にいた頃です。26歳とか27歳だったので、もう13〜14年前になります。マクロビの料理教室に通っていました。

そこでは、マクロビ界隈で言われがちな話題について、「こういうのってこうでしょ?」「こういう人がいて、もうほんと信じられなくって」というような発言に、みんなで同調する雰囲気がありました。

私は、同調できませんでした。

排他的な印象に抵抗があったし、視野が狭いと思ってしまった。「マクロビはこうあるべき」というのにも違和感がありました。もっと自由でいいんじゃないか、って。

私がマクロビに興味を持ったのは、創始者である桜沢如一さんの『ゼン・マクロビオティック』を読んだからです。本から受けた印象は、もっと自由で、もっと大きな視点から食や暮らしをとらえているものでした。だから興味も持ったし、学ぼうとも思ったんです。

夫は、私がマクロビを仕事にするのを望んでいたように見えました。でも私は、マクロビの料理教室を開いたり、マクロビを名乗ったりはできませんでした。「ここに染まる」のが怖かったからです。

それでも、マクロビは今も好き

なじめなかったのは教室の雰囲気であって、マクロビの考え方そのものは今も好きです。

  • 身土不二や中庸の考え方
  • 玄米:野菜:お肉の比率を変えてみる実験(これが楽しかった)
  • 体調が悪いときは、マクロビおすすめです

マクロビのヘビーユーザーの方と仲良くなれるかはわからないけど(笑)、マクロビが合っている人、合っている時は、きっとあると思います。

以前はマクロビオティックがかなえる穏やかな暮らしという記事も書いていました。その考えは今もちゃんと私の中にあって、そこに「体調に合わせて調整すればいい」が加わった、という感じです。

今も気にしていること3つ

17年やってきて、いま「ここだけは押さえる」と思っているのは、この3つです。

1. 頻度

毎日口に入るものは選ぶ。たまのものは気にしない。

人からもらうものとか、パケ買いとか、そういうのも楽しみたいんです。だからこそ、健康貯金を平日でやっておくイメージでしょうか?(笑)

うちはネット使いまくりです。

  • イオンネットスーパー(毎週):マヨネーズやケチャップ、みそなどの調味料。イオンはオーガニック系が充実してきてて!あとは決まった部位のお肉、冷凍果物、冷凍野菜、ヨーグルトとチーズと納豆
  • ピカール(2か月に1回くらい):付け合わせの野菜を何種類か、芽キャベツ、鴨肉、クロワッサン、おやつ用のケーキ
  • Amazon:トマトジュースやサイリウム、シナモン、モリンガなど、いろんな粉。いいシャンプーとか

(トマトジュースとサイリウムは最近ハマっているので、別の記事で書きますね)

2. おいしく

野菜は、おいしそうに見える野菜、元気そうな野菜を選びたい。

農薬も、気にはしています。できれば少なめがいいなー、とか。ただ、日々の暮らしの中には優先順位があって、無理なく手に入れられる範囲でやっています。(このあたりは、次の「ゆるめたこと」で書きます)

3. たんぱく質

たんぱく質を意識するようになったのは、栄養学を学んだときです。

ヨガのインストラクターの資格を取ったスクールで出会った友人(たしか作業療法士だったか、理学療法士だったか)の紹介で参加した、「細胞」に注目した栄養学の勉強でした。そこで学んで、「ALTA認定ビューティーヘルスカウンセラー(BHC)」の資格も取っています。(そのときの話は卵ってすごい!細胞レベルの栄養学を学んで感動にも書いています)

それまでなんとなくもやっと疑問だった部分に、けりをつけたというか、踏ん切りをつけた感じです。やっぱり、動物性のたんぱく質もいるよね、と。

いまの摂り方はこんな感じです。

  • 卵:積極的に。ゆで卵、たまごかけごはん。私は毎日2個は食べていると思います。4人家族なので、毎週40個以上消費してます
  • お肉:グリル系が多め。食べやすさとか好きな味付けとか、楽しみ要素多めかな。子どもたちの空手のお弁当にも、だいたい詰めます
  • オイコス:たんぱく質多めのギリシャヨーグルト。これにフラクトオリゴ糖を足して腸活。ほかにもいろんな粉を入れます

夫は毎日鯖の水煮で、たんぱく質といい栄養素を摂っているので、お肉はほんと軽く楽しむ感じです。

ゆるめたこと

スーパーの野菜:感謝の気持ちを持って、受け入れる

気にしていないわけではありません。メインの仕入れ先ではありませんがとてもお世話になっています。

今は、メインはお気に入りの産直のお店に行っています。めっちゃ近所ではないけれど、日々のルーティンに組み込めたので回せています。でも、家族のライフスタイルに変化があると生活リズムが変わるので、難しくなるかもしれない。そうなったら、以前よく使っていたナチュラルナチュラルという産直宅配や、オイシックスを使うかもしれません。今それを使っていないのは、産直の実店舗に足を運べる状況だからです。

ナチュラルナチュラルやオイシックスを使っていた間も、注文しそびれたり、欲しいものが高すぎたり、欲しいけど微妙に違う、みたいなときは、スーパーに買い足しに行ったりもしていました。

産直や宅配を駆使したうえで、難しいときはスーパーに助けてもらう。使い分けというか、できる範囲で、って感じです。このスタンスは、昔からたいして変わっていません。

スーパーの野菜が一定水準を満たして流通しているので過度な心配をする必要はないと考えています。昔は過度な心配をしていたので、その点は変わっていますね。

おやつの添加物

おやつを食べるなら、結局同じ。砂糖も控えたほうがいいし、添加物だけ気にしてても、っていう感じです。総合的に減らしたいとは思ってるけど!

まだ無理なこと:外国産の果物

ここは、ポストハーベスト農薬の記事を書いた頃から変わっていません。

においとか、目に見えないけどちょっと感じる薬品感?とか、あとは色味とか。感覚的な抵抗があるんです。料理にされたらわからないかもだけど!(笑)

スーパーのグレープフルーツのコーナーとか、心なしかちょっとかゆく感じることがあって。理屈じゃない、感覚のみの話で”気のせい”かもしれないんですけどね。でもそれこそこんなの、「欲しいな」と思ったのを買えばいい話だと思うので。

迷ったときの見極め方

「これって大丈夫?」と迷ったとき、いまの私はこう考えます。

  • 気にしすぎなくていいもの:たまにしか口に入らないもの、楽しむためのもの、ピンチを救ってくれるもの
  • ここだけは押さえるもの:毎日口に入るもの
  • 気持ち悪いなら、やめていい:理屈で説明できなくても、自分の感覚を信じていい

具体的な「これ大丈夫?」は、別の記事で一つずつ書いています。

まとめ:体調と暮らしに合わせて、調整していい

無添加を17年続けてきて、たどり着いたのは「ひとつだけ気にしても意味がない、全体で見る」でした。ざっくり言うと、体調に合わせて食べるものを調整したいよね、というところです。

「無添加」という言葉を使って発信していたことで、同じような感覚を持つ方とたくさんつながることができました。この言葉があったからこそのご縁に、今もとても感謝しています。

こわがりすぎず、でも自分の感覚は大事にしながら。これからも、そんな選び方を書いていきます。


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