言いにくいんだけどその調味料偽物かも!?本物の調味料との違いは?

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はじめに:その調味料、ちゃんと選べていますか?

「体にいい」と思って買った調味料、実は中身をきちんと見たことはありますか?
健康のためにと思って選んだものでも、原材料や製法によっては、思ったような効果が得られないこともあるんです。

この記事では、「本物が正しくて偽物がダメ」という話ではなく、自分や家族にとって納得できる選択をするための視点をご紹介します。
毎日使うものだからこそ、知っているだけで選び方が変わります。


「本物」と「それ以外」の違いって?

ここで言う「本物」とは、昔ながらの製法やシンプルな原材料でつくられた調味料のことを指しています。
たとえば、木桶で1年以上熟成された天然醸造の醤油や、麹と塩だけでつくられた味噌などがそうです。

とはいえ、「それ以外の調味料」が悪いわけでは決してありません。
価格が手頃だったり、賞味期限が長かったりと、生活にとってはとても便利でありがたい存在です。

大事なのは、「健康を意識して選んだつもりなのに、期待と違った…」ということを防ぐこと。
目的に合わせて選ぶ目を持てると、調味料選びがグッと楽しくなりますよ。


よくある調味料の“タイプ”を見てみよう

調味料にはさまざまな種類がありますが、同じ「醤油」「味噌」でも、中身はぜんぜん違うことも。
代表的なものを以下にまとめました。

調味料シンプルな原材料(伝統製法)よくある市販品(利便性重視)
醤油大豆、小麦、食塩アミノ酸液、カラメル色素、保存料など
みりんもち米、米麹、焼酎みりん風調味料、糖類、酸味料など
味噌大豆、米麹、塩アルコール、アミノ酸等など
だしかつお節、昆布など調味料(アミノ酸等)、エキス類など

どちらが正解ということではなく、何を優先するかで選ぶ基準が変わります。


本物志向が向いているのは、こんな人

では、どういう人にとって「本物志向」が合っているのでしょうか?
以下にいくつか例をあげてみます。

  • 食を通じて健康を整えたいと考えている
  • 子どもの味覚や食育を意識している
  • 添加物をなるべく避けたい
  • 少量でしっかり味が決まる調味料を使いたい
  • 「安心して食べられるものを選びたい」と感じている

こうした方にとっては、シンプルな原材料のものを選ぶほうが、満足度が高くなる傾向があります。


選ぶときのヒントは「原材料表示」

調味料を選ぶ際は、ぜひパッケージ裏の「原材料名」をチェックしてみてください。
ポイントは以下の通りです。

  • 一番最初に書かれている材料が、最も多く含まれている
  • 原材料が少なくてシンプルなものほど、加工度が低く“素材”に近い
  • 「アミノ酸等」「たんぱく加水分解物」「〜風」といった表現があれば、注意してみると◎

難しく考えすぎなくても大丈夫。
自分なりの“選ぶ基準”を持っておくことが大切です。


実際どう変わる?わが家で感じたちょっとした変化

我が家でも、少しずつ調味料を見直していく中で、小さな変化がありました。

  • 少しの量で、ちゃんと味が決まる
  • 子どもが「今日の味、おいしい」と言ってくれるように
  • 同じレシピでも、仕上がりの深みが違う
  • 「なんだか調子いいかも」と感じる日が増えた

特に子どもは、敏感に味の違いを感じているようです。
「美味しい!」という体験は、子どもにとっての食の原体験にもなるので、じわじわ効いているのかもしれません。


無理なく変えるには?一気にじゃなくてOK

「全部変えなきゃ!」と気負う必要はありません。
無理なくできるコツはこちら。

  • まずはよく使う調味料(例:醤油・味噌・だし)から
  • なくなったタイミングで「ちょっと良いもの」を選んでみる
  • 少し高くても、使用量が減る分、コスパは悪くないことも

続けられることが何より大切です。
「本物じゃなきゃダメ」ではなく、「これはこだわりたい」「これは手軽でOK」など、メリハリをつけて選ぶのも賢い方法ですね。


まとめ:「自分にとっての正解」を選ぼう

日々の小さな選択が、未来の健康をつくっていきます。
調味料もその一つ。
でも、それは「正解・不正解」ではなく、「目的に合っているかどうか」が大事です。

「美味しいと思える」「安心して使える」と感じられることが、いちばんの正解。
今日から、あなたなりの“選ぶ目”を育てていきましょう。


参考にした情報・資料


さいごに|本物の調味料の紹介


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