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ワーママのメンタルケアは「やらないこと」から始まる。余白を取り戻すシンプル習慣

メンタルケア
この記事は約5分で読めます。

ワーママが “気づくと全力になってしまう” 理由は、気力ではなく余白のなさにあります

まずお伝えしたいことは、メンタルがしんどくなるのは「気力が足りないから」ではないということです。

家事・送迎・仕事が重なり続ける日々。
どれか一つが軽くても、全部が並行すると心のスペースは薄くなります。

  • 朝から晩までフルスピード
  • 自分のペースを取り戻す時間がない
  • ちょっとしたことで一気に疲れが押し寄せる

こうした状態は、怠けではありません。
境界線がにじむほど頑張りが積み重なったサインです。

完璧でいたい、迷惑をかけたくない──
その “ちゃんとしなきゃ” の積み重ねが、知らぬ間に疲労を蓄積させていきます。


「やらないこと」を一つ決めるだけで、心のスペースは戻ってきます

メンタルケアの第一歩は「行動を増やすこと」ではなく、「やらないことをひとつ決めること」。

例えば:

  • 洗濯物はたたまない日
  • 夕飯はつくらず“簡単でいい日”にする
  • 連絡帳チェックは翌朝でOK

これだけでも、心にひと呼吸分のスペースが生まれます。

そして、家族への一言ルールが驚くほど効きます。

  • 「今日は早めに休む日ね」
  • 「今日はできることだけやるね」

短く、軽く伝えるだけで
自分を守るスペースが確保されていきます。


今日からできる「やらないことリスト」の作り方

① 小さな一つだけ手放してみる

最初から完璧なリストは不要です。
「今日はこれだけやめる」を一つ決めるだけで十分。

② 全力モードから“ほどほどモード”へ切り替えるサインを決める

体のサインはとても正直です。

  • 眠気
  • 肩や首の張り
  • 呼吸が浅くなる

これらは、境界線が揺らいだ合図。
「今日はほどほどモードでいこう」が自然に選べるようになります。

③ 生活の“余白ポイント”を増やす

無理を減らすと、回復力は自然と戻ってきます。

  • 買い置きの工夫
  • 手放せる家事の見直し
  • 詰め込みスケジュールの調整

小さな余白が積み重なるほど、心も体も軽く整い始めます。


私が実践している「負担をそっと減らす仕組み」

ここからは、実際にわたしが試してきたことの中で効果があったものです。

やめたこと

  • 平日の凝った料理、ちゃんとした料理、品数の多い料理
  • 毎日の掃除
  • 食べ過ぎた日でも3食用意すること
  • 子どもと一緒にベッドに入って寝かしつけをすること

整いやすい生活の小さな仕組み

  • 野菜とたんぱく質はスムージーで摂れるよう材料を常備
  • 子どもがルール違反や「おかしい」と思う行動をしたらその場で叱る、怒っている感情も出す
  • かつお系のだしがほしいときはなるべく鰹節をそのまま投入する
  • 定期便にできるものは定期便に設定する
ばなこまま
ばなこまま

我が家のスムージーは10品目以上材料があります。
スムージーを日常に摂り入れたい方にぜひおすすめで、まずは押さえていただきたいのがケールとプロテインです!


全力じゃない日の自分も、尊重して良いのです

緩めることは、弱さではありません。
立派な自分の守り方です。

あなたは十分やっていて、
立ち止まる力もちゃんと持っています。

全力じゃない日の自分も、
そのままで尊重してよくて、
安心して力を抜いて大丈夫。

今日のあなたに、静かな余白が戻りますように。


よくある質問

●「やらないこと」を決めると家事が回らなくなりそうで不安です

一時的に回らないように見えても、負担を減らした分“回復力”が戻り、翌日のリカバリーが早くなります。

● 境界線を引くのが苦手です。どこから始めれば?

まずは「今日は休む日」と軽く宣言するだけで十分です。強い線を引く必要はありません。

● メンタルが疲れている時のサインは?

眠気・肩の張り・呼吸の浅さなど体の変化がヒントになります。医療行為ではなく、生活習慣の目安として捉えてください。

● 仕事と家庭の両立で罪悪感が出る時は?

“全部を全力”は誰も続けられません。
ほどほどモードを持つことで、周囲への良い影響も増えていきます。


最後に

Instagramでは、日々の整え方や “軽やかに生きる工夫” を発信しています。
気軽にのぞいてみてくださいね。

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