無添加じゃなくても、心地よく暮らせる|ママの食生活と暮らしのバランス

この記事は約5分で読めます。

「無添加やめたの?」と聞かれたら

最近、久しぶりにInstagramを再開しようと準備しているなかで、「無添加やめたの?」「以前と食生活変わった?」といった声をいただくことがありました。
この機会に、あらためて私自身の食との付き合い方について書いておこうと思います。

実は、もともと私は「徹底した無添加派」だったわけではありません。
でも、過去に発信していた内容や、使っていた言葉、共鳴してくれた方々とのつながりによって、「無添加系」のイメージを持たれていたのも確かです。
だからこそ、ここで一度、立ち止まって自己紹介をし直すような気持ちでお届けします。


無添加ってなんだろう?わたしなりに考えてみた

“無添加”という言葉は、シンプルでわかりやすく、安心感のある響きを持っています。
でも実際には「何をもって無添加とするか?」にはさまざまな基準や解釈があります。

  • 表示義務のある添加物だけを避けたものもあれば、
  • 完全に加工を避けたものを指すこともあり、
  • さらに、素材や製法にまでこだわる方もいます。

そうした中で私が大切にしてきたのは、「それを選ぶ理由が、自分の暮らしにちゃんとフィットしているかどうか」でした。

“安心だから” “体にいいから” と選んだものが、実はプレッシャーやストレスになっていたとしたら、どこかでバランスを見直す必要があると感じたのです。


わたしの食と暮らしの選び方:大切にしている視点

「無添加かどうか」以上に、私が日々の食やもの選びで意識しているのは、以下のような視点です。

  • 心地よいと感じられるか
  • 日々の生活リズムの妨げになっていないか
  • 家族みんなが折り合える選択になっているか

この3つを軸にしていると、「無添加かどうか」で迷うよりも、「今のわたしたちに合うかどうか」で考えるようになります。
その結果、手作りもあれば市販のものもあり、オーガニックもあればそうでない選択肢もあります。

また、同じものでもタイミングによって、「今回は手作りだけど、前回は市販」などと変わることもあります。

「完璧に」ではなく「続けやすく」「楽しく」暮らしを整える。
この姿勢は、ここ数年変わっていません。


過去の発信に込めていた思い:「こだわりに縛られた人が、少しでも楽になれるように」

過去のブログやInstagramでは、「無添加を頑張っているけど、しんどい…」という方の気持ちが少しでも軽くなれば、という思いで発信をしていました。

  • 無添加じゃない選択も悪じゃない
  • 「やめたら終わり」じゃなく「選び直せばいい」
  • 家族が笑ってごはんを食べられることがいちばん

そんな考えを伝えたくて、「ノット無添加も悪じゃない」という表現も使ってきました。

いろいろと悩みながら、でも「自分たちらしい選び方」を模索している方にとって、私の発信がちょっとしたヒントになればうれしいな、と思っています。


改めて伝えたい、わたしの食生活と選び方のスタンス

私の食生活におけるスタンスは、「バランスをとりながら、心地よく、楽しむこと」です。
一例として、日常の中でこんな選び方をしています:

  • 朝食:バタバタする日はごはんと佃煮とかふりかけだけでもOK。前夜の具沢山スープが残っているとかなりうれしい。(笑)
  • 間食:手作りもするけれど、市販のお菓子も全然食べてる。子どもが楽しんでいたらOK。おやつを食べるときは楽しく!
  • 外食:外では気にしすぎず、食べたいものを家族会議して選ぶ。前後の食事で調整することは軽く心掛けています。

そして何より、「五感がうれしい」と感じる瞬間を大事にしています。
味や香り、食感、彩り(…これが一番難しい…)、調理中の音とか雰囲気とか。
それらを感じながら「おいしいね」と言い合える時間が好きだな~と感じます。


無添加という言葉がくれた出会いもあった

「無添加」という言葉を使って発信していたことで、同じような感覚を持つ方とたくさんつながることができました。

  • 子育てに悩んでいた時期に出会った方
  • 食に関心を持って深掘りしようとしていた方
  • 暮らしを丁寧に整えたいと思っていた方

「食」をきっかけに「暮らし」や「教育」「働き方」の話にも広がっていきました。
この言葉があったからこそ、つながれたご縁がたくさんあります。
今もそのことにはとても感謝しています。


これからの発信:軽やかに暮らしたい人へ

私がこれから伝えていきたいのは、「選ぶ力は、誰にでもある」ということです。
情報が多すぎる今だからこそ、

  • 自分で咀嚼して選ぶ
  • 迷っても立ち止まって考える
  • ひとつの正解ではなく、「自分にとっての合う」を見つけていく

そんな暮らし方に、そっと寄り添えるような発信を続けていけたらと思っています。

「無添加」という言葉が入口だったとしても、
その先にあるのは、「暮らしを自分で舵取りする感覚」。
食だけじゃなく、子育ても仕事も、いろんな選択肢の中から、自分たちに合ったリズムをつくっていけたらいいなと思っています。


まとめ:答えは一つじゃない。だから面白い

選び方に「正解」はありません。
でも、試したり、迷ったりしながら、少しずつ自分たちのスタイルを見つけていく。
その過程こそが、暮らしを豊かにしてくれる気がしています。

私の発信は、そんな試行錯誤のひとつの例として、どこかで誰かの役に立てばうれしいです。
これからも、五感が喜ぶ暮らしを大切に、発信していきます。


参考リンク

タイトルとURLをコピーしました