ねんトレ、ご存知ですか?
ワタシにねんトレを教えてくれたのはこの本。
※「ねんトレ」「ネントレ」どちらも同じものを指しますが、どちらの表記でもよく見かけるので一応どちらも記載しました。ワタシの好みは「ねんトレ」です。(どっちでもいい。)
上のコのときにも寝かしつけの本は2冊ほど読んでいますが、失敗しました。真似てみたものの、イマイチ…。特に生活に変化が起きることはなく、ただただ娘の成長を待って今に至ります。
現在は、一人で寝入ることができますし、夜中にトイレに目覚めたら一人でトイレへ行き、一人で済ませ、寝室に戻ってきて一人で勝手に眠っています。
甘えたくて「寝かせて」とお願いしてくることも多いですが、寝ること自体は一人でできるようになりました。
そんなだいぶ成長した上のコと、赤ちゃんの下のコ。
下のコはいわゆる育てやすい子といった感じで、寝かしつけは絵本、一度眠ると5時間以上寝ることが多く、まぁ~~~快適でした。そんな息子が、最初の入眠から起きるまでの時間が短くなり、何やら変化を感じ始めると、寝入って2時間で起きるようになり、やがて1時間で起きるようになり、夜中に起きる回数が増えてきたりと…ワタシの寝不足負債がだんだんと膨れ上がっていきました。
そろそろまずいかも、と思った頃にこの本に出合いました。
目次
ねんトレ(ネントレ)とは
ねんトレ、一般的には、赤ちゃんが寝かしつけ不要で自力で眠れるようになるためのトレーニングをそう呼んでいることが多いようです。
ですが、ワタシがこの本を読んでから思うねんトレの定義は以下です。
赤ちゃんとの暮らしを心地よいものにするために、赤ちゃんのねんねに適した条件を知り、できることから実践する家族のためのトレーニング。
こちらの著書の方は赤ちゃんの睡眠について、科学的に分析している論文などで勉強し、資格を取得されています。ねんトレで夜に勉強する時間が確保できるようになり、学びを深められたそうです。
ねんトレ(ネントレ)はいつから?新生児からやる人も!
結論はいつからでもよい、です。
早ければ早いほど、赤ちゃん自身が覚えやすくなるようですが、家族みんなの協力が必要になるため、準備ができてから開始するのがよいでしょう。
ワタシが決行した日
その日は、突然やってきました。
前の晩、これまでよりも多く夜中に3回?4回?起こされた朝、寝不足負債がいよいよ限界までたまっている状態でした。
イライラと不安が一気に襲ってきる中、前日に届いたこの本を読みながら「もう無理!やる!!」と腹の中で決心して、夫に宣言。
「この本に書いてあるようにねんトレするね。」
限界突破しているワタシは、半ば怒り気味で宣言していたと思われます。。。ごめんね、夫氏🙇
ねんトレ(ネントレ)でギャン泣きの我が子に心が折れそう・・・?
ねんトレの詳細は控えますが、ググるとこの手の話はよく出てきますね。
泣いてもすぐにかけつけない、抱っこしない、など。
こちらの本にも確かに同様の表記はあるのですが、これは言葉だけをサラッと読んでしまうと少し誤った解釈をされやすい部分かなと思います。
本によると、段階があって、段階に合わせて手を差し伸べる方法が具体的に定められていました。
確かに泣かせている時間はそれなりにあるのですが、
この段階を知っているかいないか、手を差し伸べてもいいんだと安心して思えるかどうか、差し伸べ方が用意されているかどうかで気持ちが全然違います。
ワタシが上のコのときにうまくいかなかったのは、この手の差し伸べ方が曖昧だったからかな、と今になって思います。泣いている我が子を前に次の手段が見えないと、不安が大きくなり、ねんトレへの不信感も芽生え、継続は難しいのかなと思います。
ねんトレをオススメしているようですが、、、
このあと述べますが、
実はほどなくしてねんトレを辞めています、ワタシ。(笑)
しかも理由は我が子を泣かせたくないから、という。おいおい、ってハナシですね。
ねんトレやめました
1週間しないくらいでやめました。(※)
実践の詳細を覚えている限りですが、後述します。
※体感的には5日くらいの感じでしたが記録を見ると9日間やっていました!途中から時差ボケ起きてますね(^^;
やめた理由
やめた理由は、先ほども少し述べましたが、「泣かせたくないから」です。
もう少し細分化します。
- 負担を掛けたくないから
- 今の寝かしつけスタイルは改善点はあるものの楽だから
- ↑改善点を改善できるめどがたったから
今までと違う寝かしつけ方法(寝かしつけをしないという方法)になるので、赤ちゃんが泣くのは当然です。いっときの踏ん張りどころですね。
ねんトレする!と決めたときは、そこも覚悟していたのですが、
その直後に急な予定が入り仕方なくシッターさんに預けた際、息子の様子がそれはそれはいつもと違ってひどく泣いていたそうで…。ねんトレ中は、他の環境は徹底していつも通りにしてあげないといけないなと思いました。そして、我が家、それが厳しくなってしまい、「今は違うな」と思いました。
また、いつからか、添い乳で寝落ちという、たぶん一番よくない方法(笑)での寝かしつけになっていたのですが、これが結構好きで。
夜中に何度か起こされますが、くわえた瞬間またすぐ寝るので、やはり楽。起こされたところで楽なんですよね。寝不足がたまるのは、頻回に起きたら当然そうなのですが、起きてる時の自分の活動具合の影響も結構大きいのかな、と考えています。いろいろ用事が重なったり、食事の影響だったり、そちらのバランスがとれているとそんなすぐには寝不足負債はたまらないなーという感触があります。
そのため、そちらの見直しもする余地はあると思い、添い乳が悪とは結論づけませんでした。
寝不足を感じたら、夫に頼めないときには近くのシッターさん(ファミサポ)にお願いして、自分の睡眠時間を確保しようと決めました。自宅からベビーカーに乗せて向かえるくらい近所。シッターさんは優しくてアクティブ、朝寝のためにお散歩もしてくれる方。活動時間さえ押さえておけばベビーカーに乗せると毎回ぐっすり眠る息子。2,3時間程度のお預かりの時はベビーカーで寝て終わることも増え、その時間にワタシのお昼寝タイムを取らせてもらおうと思っています。
ちなみに添い乳になったのは…4ヶ月くらい?きっかけは忘れましたが、コレといったものはなく、流れでそうなったような気がします。それまでは、絵本を読んで、トントンか子守歌で眠るという(超)理想的なスタイルで寝せていました。
少し話は変わりますが、絵本のハナシ。
生後すぐからこの絵本(↓)だけは読ませていて、まだ目があまり見えないだろうに、生後2ヶ月の頃にははっきりと絵本の方を見つめていました。
絵がはっきりしていて、内容は超短文、というのか単語というのか、単に音というのか。
たとえば「さる いる」とか。そんなのがいいリズムで何個も続きます。
楽しいのでオススメです。
我が家の上のコ4歳は最近ひらがなブームで、この絵本を自分で声を出して読むようになりました。
とても嬉しそうです^^
ひらがな覚えたての子にはちょうどいい、読みやすくて練習にもなりそうな見た目ですヨ!
ねんトレ実践の記録
9日間、実践しました。
抜けもありますが、眠い目をこすりながら、ない記憶を振り絞って記録したものです、悪しからずm(__)m
活動時間についても触れています!
ねんトレは必要?いらない?逆効果?かわいそう?
ねんトレには賛否両論あります。特に日本人には抵抗のあるものかも?とも思います。
本にも記載がありますが、ねんトレがいるかいらないかは、単に家庭の選択です。
すべき、でもなければ、しないほうがいい、でもありません。
各家庭の事情に合わせて選択すればいいし、
この本に限って言えば好きなところをつまみ食いするスタイルもアリだと思います!(我が家がそうです。)
おすすめの本
冒頭でもお話ししましたが、こちらです。
ねんトレをやめたワタシですが、読んでよかった本です。赤ちゃんの睡眠のことを知ることで、ワタシの意識が変わりました。少し先回って環境を整えたり準備をしてあげられることは、赤ちゃんのためにしているのですが、自分の気持ちが落ち着きます。安心する感覚があります。
たぶん、もうすぐ眠くなるな、寝せてあげたら赤ちゃんがラクだろうな、と先に気づけるのでサポートをしている感覚が生まれます。それが、ママとしての自分に余裕を生むのではないかなと思っています。
ねんトレをしてもしなくても、赤ちゃんの睡眠・発達を学ぶことはウィンウィンウィンなメリットだらけですので、よければ一度読んでみてほしいです。
あ!漫画なので、あっという間に読めますよ!!それもオススメなポイント!!育児しながら本を読むなんて、結構ハードル高いハナシですよね。
だからこそ、読み切れるとすごくすごく嬉しいんですよね!☆